輝く月は何を想う 風に波立つ川 銀の月は浮かぶ 星は陰に隠れ 今宵独り光る 幾千の刻は流れども 唯一つ変わらぬまま 「今日はどんな顔だろうか?」 人世を愉しませる ※ 嗚呼 叶わぬ恋の如く 唯見つめては又 「夢なら近づけるでしょうか?」 願うまま夢に堕ちる 幾度見上げれど 言葉は交わせぬまま 廻り逢えた刻は 今は遙か幻 今宵も月は又昇る 返らぬと知りながら 「次は何時逢えるでしょうか?」 宛ても無く空に問う 嗚呼 夢ならば醒めておくれ もう焦がれ果て今 「願うことも罪なのでしょうか?」 想い又夢に堕ちる ※繰り返し*2